社協だより№140  4  地域福祉通信 ~小地域福祉活動紹介~ 支援を必要とするかたの生活に寄り添う取り組み ー 事業者部会と連携した生活支援サービスの事例 ー  市社協では「地域における支えあい活動」をすすめるため、生活支援サービスを行うNPO法人、民間事業者や地域等との連携を強化しています。  社協だよりでは毎号、「事業者部会」(右参照)のメンバー紹介を行っていますが、今号では、事業者部会と市社協が連携した、取り組み事例を紹介します。 事業者部会とは・・・ 市内の生活支援サービス(炊事、掃除などのホームヘルプサービス、食事サービス、外出支援、買い物支援など)の充実を図るため、生活支援サービス事業者等で組織された部会。支援を必要とする人が安心して暮らせるよう、地域との連携や、部会内での情報交換等を重ね、その人にあった支援を行います。 歩行が困難なかたの移動サービス -NPO法人ふれあい坂下- 70歳代のAさん  歩行時には杖が必要で、転倒しやすく段差などは特に注意が必要。一人暮らしで日々の関わりがある親族は近くにいません。選挙の期日前投票に行く際に送迎サービスを利用しました。車の乗降はもちろん、会場内へ同行し、歩行の手助けもしてもらい、Aさんは安心して投票を済ませることができました。  ゆっくりであれば話しができるAさんは「迎えから帰宅まですべて付き添ってくれて、わたしのペースに合わせ話し相手になってくれるのでとてもありがたいです」と話していました。  Aさんは、その後も病院の受診や日常の買い物の際、サービスを利用しています。 その他のサービス:家事、清掃(屋内・屋外)、買い物、留守番等の生活支援等を行っています。 ※写真キャプション ふれあい坂下の生活支援のようす 支援を必要とするかたへの草刈り作業 -便利屋助さん- 80歳代のBさん夫婦  高齢のご夫婦二人世帯で、子も遠方に住んでいるため、頼れる親族が近くにいません。お二人とも身体が思うようにならず、広い敷地内の草刈りなどの片付け作業を希望の期日までに行ってもらいたくても、近くの業者では予定が詰まっており、作業をお願いできなく困っていたとのこと。そこで、普段から見守りをしている地域の推進員に相談したところ、事業者部会のメンバーの1つ「便利屋助さん」を紹介してくれ、地域の推進員の立ち会いのもと、すぐに作業を行うことができました。「わたしたちの事情をきめ細かく丁寧に聞いてくれ、安心してお任せできました」とご夫婦。  地域と生活支援サービス事業者の円滑な連携により課題が解決できた事例です。 その他のサービス:不用品回収、草刈・伐採、小さな引越し、解体、暮らしの困りごとに対応します。 ※写真キャプション 便利屋助さんの作業のようす 広告募集!! 社協だよりで貴社や貴団体の商品、 サービスをPRしてみませんか? ○発  行 4月、6月、9月、11月の各20日       翌年2月5日(年5回)※市内各世帯に配布されます ○掲載スペース 縦45ミリ×横88ミリ ○掲載料 各号1枠30,000円       (年5回の年間契約をすると1回分の掲載料はサービス) ○申し込み 2月16日(金)までに市社協:℡37-1122へ(先着順)       ※年間契約または4/20号での広告       (その他の場合、各発行日の2か月前まで) 印刷を通して人と人との間を優しく繋ぎます! 協同組合日立印刷センター 〒317-0074 日立市旭町2-1-4 TEL(0294)21-6391 FAX(0294)21-6393 協同組合日立印刷センターは下記5社で運営しています いわぶち印刷 ・ オーバルプリント ・ ㈱昭和活版所 第一印刷㈱  ・  東雲堂印刷 ーこの企業広告の収益は、ボランティア活動の振興に充てています-