社協だより№142  2  人と人とがつながる優しいまちづくり ~平成29年度の事業報告~ 【助けあい・支えあう  地域づくりのための事業】 ○地域福祉推進事業 23のコミュニティ単会で進める地域福祉活動を支援するため、各種会議を開催しながら活動の充実に向けた協議を行いました。 生活支援サービスの充実を図るため、生活支援コーディネーターを中心に、地区関係者と生活支援サービスを行う事業者の情報交換の場として、生活サポート連絡会議を実施しました。 ○あんしん・安全ネットワーク事業  ひとり暮らし高齢者などで支援が必要なかたを対象に、地域や関係者等がチームを組んで見守る「あんしん・安全ネットワーク」。今年度は訪問活動をより充実させるため、3地区で「あんしん・安全ネットワーク強化モデル事業」を実施しました。(昨年度末で2,656チーム) ○巡回安全サービス事業  電気やガス会社、消防や日曜大工のボランティアでチームを編成し、ひとり暮らし高齢者などの家屋の安全点検とともに火災予防や悪質商法への注意の呼びかけを行いました。(91世帯を点検) ※写真キャプション 消防による消火器点検(巡回安全サービス) ○提案型地域福祉事業  各地区が企画した先駆的で有効な福祉事業の取り組みに対して助成を行いました。(12地区で実施中) ○子ども食堂事業  子どもの孤食の解消や子どもと地域との交流の場づくりのため、市内3会場で各運営団体の協力により、子ども食堂が開設されその支援に努めました。 ○日常生活サポート事業  支援の必要なかたにボランティアによる簡易な家屋の修繕や外出先での付き添いなどのサポートを行いました。(85件の利用) 【ふれあいと明日を育む  しくみづくりのための事業】 ○おもちゃライブラリー事業 福祉プラザにおいては、ボランティアグループなどの協力により親と子が楽しく安心してふれあう場の提供と、広く子育て相談に応じました。(延べ867人の利用) 市内23地区の各交流センター等で「地域型おもちゃライブラリー」を実施しました。(延べ13,955人の利用) ※写真キャプション 地域型おもちゃライブラリー 地域に保育士等を派遣し、子育て中の親の悩みごとの解決に努めました。(延べ648件の相談に応じました) ○子どもの広場事業  2つの広場(十王交流センター内と南部図書館内)では保育士による子育て相談や育児に役立つ講座を実施しました。また、南部地区の地域の関係機関・団体等との情報交換等をとおして、周辺地域の子育て支援活動の活性化に努めました。(延べ13,463人の利用・延べ359件の相談に応じました) ○ふれあい健康クラブ事業  健康チェックや介護予防体操、レクリエーション等をとおして、高齢者の健康づくりを進めたほか、利用者からの健康相談にも応じました。(延べ10,965人の参加) ○ふれあいサロン事業  高齢者などが近所で気軽に集い、ふれあう場として市内全域に設置され、仲間同士やボランティアとの交流を楽しみました。(121サロン・延べ39,384人の利用)  また、新たに障がい者団体が運営する障がい児・者サロンを支援しました。(1サロン・延べ96人の利用)