社協だより№144  4  地域福祉通信 ~小地域福祉活動紹介~ 「あんしん つながり 支えあう      やさしいまち日立」を目指して ◆市社協と市が一体となった地域福祉の計画づくり◆  現在、市社協では、これからの地域福祉について話し合い、活動の方向性 を明らかにするため、次年度から5年間の活動計画の策定を進めています。 二つの計画を一体化  市社協は、これまで5年ごとに活動計画を策定してきました。また、日立市でも「日立市地域福祉計画」を5年ごとに策定してきました。今回から次の理由により二つの計画を一体化することになりました。 一体計画とすることで、両計画の実効性をより高めることができる。 地域における身近な生活課題の解決に向けては、地域(市社協)と行政が一体となり取り組むことが求められている。 (2つの計画は計画時期が同じ) ■現行計画 ………………………………※ 表 ※……………………………… 日立市地域福祉計画(第3期) 策定主体 計画期間 根拠法 概  要 日立市 平成26年度~30年度 社会福祉法第107条(市町村地域福祉計画)  市町村が行政計画として策定するものであり、地域福祉を推進するための「理念」と「仕組み」をつくる計画 ………………………………※ 表 ※………………………………  ↑ 連 携  ↓ ………………………………※ 表 ※……………………………… 日立市地域福祉活動計画(第4次) 策定主体 計画期間 根拠法 概  要 日立市社会福祉協議会 平成26年度~30年度 社会福祉法第109条(市町村社会福祉協議会)  民間組織である社会福祉協議会が、地域福祉の推進を目的として策定する実践的な活動・行動計画 ………………………………※ 表 ※……………………………… 一体化  ↓ ■次期計画 日立市地域福祉推進計画2019 (第4期日立市地域福祉計画・第5次日立市地域福祉活動計画) 小地域福祉活動作業部会  日立市社協が行う事業の特徴は、地域における福祉活動ですので、計画の内容の柱は、23地区ごとに実践している地域福祉活動となります。  この計画では、23地区の取り組みを色濃く反映させるために、地域活動実践者10人による「小地域福祉活動作業部会」を立ち上げました。現在、新たな取り組みや課題等を審議・検討しています。 ※写真キャプション 作業部会では毎回活発な意見が出ています 地区懇談会  小地域福祉活動作業部会の取り組みの一つとして、活動実践者から多くの意見をいただこうと、懇談会を開催。活動エリアごとに4回に分けて話し合いを行いました。話し合いのテーマは次のとおり。 ①要支援者の支援体制づくり(実態把握、安否確認、生活支援のメニュー化) ②地域の共助力アップのための具体策(人材や財源の確保)  高齢化にともなう活動の担い手不足をどのようにして補い、支援を必要とする在宅生活者を支えていくか。介護保険などの公的サービスだけでは、支援が充分でない高齢者等に寄り添うためのより良い取り組みやサービスを計画し、実践することが求められています。 ※写真キャプション 地区懇談会でたくさんの提案をいただきました