 5  社協だより№145 “生活を支える”事業者部会メンバー紹介コーナー №9  市社協では「地域における支えあい活動」を進めるため、生活支援サービスを実施するNPO法人や民間事業者、地域等との連携を強化しています。今号では、その生活支援サービス事業者等で組織した事業者部会の中から「しんらいの会」を紹介します。 ・・・・・・・・・ 「身元保証と生活支援」一般社団法人しんらいの会 ・・・・・・・・・  しんらいの会は、高齢者や障がいのあるかたの身元保証と生活支援を行う法人として、多くのかたがたと契約し広く支援をさせていただいております。 <例えば…> ○身寄りがない、頼れる人がいない、入院・施設入所時の保証人がいないなどでお困りであれば「身元保証」 ○病院の付き添いや役所、金融機関等での手続きなどでお困りであれば「生活支援」 ○お金、財産の管理などにお困りであれば「金銭管理」 ○ご自身が亡くなった時、対応してくれる人がいないなど不安があれば「葬送支援」 などを行います。「困ったな」「不安だな」と思うことがあればお問い合わせください。 問い合わせ 一般社団法人 しんらいの会水戸支局 〒310-0044 水戸市西原1-6-30-106 TEL 029-297-9080 FAX 029-297-9081 広報モニター委員のコラム 思うこと 水木学区コミュニティ推進員会     地域福祉推進員 古川 悦子   初めてA君に会ったのは、子どもクラブの講座だった。小学校低学年の少しポチャっとして、礼儀正しく、可愛い子という印象が強かった。  敬老会の手伝いを中学生にお願いすることになり、中学校に声をかけると、その中にA君の顔があった。顔を真っ赤にし、テントの中で記念品を配ったり、追加したりと大奮闘だった。それから敬老会はもちろん文化祭、秋まつり、避難訓練と、イベントごとにボランティアで参加してくれた。  「もう、来年から来られないよ」と敬老会の時に突然言われた。A君も高校3年生になっていた。社会人になってもボランティアは続けてほしい。いえ、きっと続けていくと思う。無理をしないで出来る時に出来ることをする。そして長く続けることの大切さを少年から教えられた。  「時間がある時は手伝いに来てね。待ってるから」  「はい」と答えて笑った顔が生き生きとしていた。 ご家庭に眠っている食品ありませんか? -あなたもできる食の支援-  市社協では、市と連携し、「NPO法人フードバンク茨城」に協力して「きずなBOX」(食品収集箱)を設置しています。安全に食べられるのに捨てられてしまう食品を提供いただき、さまざまな事情で食の支援を必要としているかたなどに食品をお届けします。 ◆必要とされている食品 缶詰、お米、レトルト食品、インスタント麺、乾麺など ◆食品を提供いただくときのお願い ・常温保存可能、未開封で賞味期限が2か月以上残っているもの ・要冷蔵・冷凍食品、野菜・果物のような生鮮食品、割れやすい容器の食品はお受けできません。 ◆設置場所 ・日立市社会福祉協議会(福祉プラザ1階) ・日立市役所(2階社会福祉課) ◆受付時間  平日 午前8時30分~午後5時15分 まで  (土日祝日は除きます)