 7  社協だより№146 介護予防コラム 認知症を予防しよう! 早期発見・早期予防でいつまでも元気な生活を  厚生労働省のデータによると、認知症高齢者の数は年々増加し、2025年には65歳以上高齢者の約5人に1人が認知症になると推定されています。「今、何をしようとしていたのだっけ?」「最近物忘れが…」など、加齢による記憶力の低下は、「自分は認知症ではないか」と不安にさせます。しかし、認知症は早めの発見で進行を遅らせることもでき、早期診断、早期予防が重要となってきます。市社協ではそのような認知症予防の取り組みとして介護予防事業を行っています。いつまでも元気に過ごせるよう、早いうちから介護予防に取り組んでみてはいかがでしょうか。 -市社協で実施している介護予防事業- ○ふれあいサロン事業(市内121か所で実施)   閉じこもりがちな高齢者を対象に、仲間づくりとふれあいの交流活動を行っています。 ○ふれあい健康クラブ事業(市内28会場で実施)   心身に不安のある高齢者を対象に介護予防、健康づくりのため、看護師・指導員が中心となり、健康チェックやレクリエーションを行っています。   ※参加したいなど、興味のあるかたは市社協(℡37-1122)まで問い合わせください。 広報モニター委員のコラム 思うこと  「譲り、譲られる」 茨城新聞社日立支社長   斎 藤  敦   昨年4月に日立に赴任して、電車やバスに乗る機会が増えた。「座ってください」。「ありがとう」。お年寄りなどに席を譲(ゆず)る光景をたまに見かけるようになり、電車とバスで通学した高校時代を思い出した。  何気ないやりとりではあるが、いざ自分が席を譲るときには、ちょっとしたハードルがあった。「座ってもらえるだろうか」「失礼にならないか」などと考え、勇気を振り絞って席を立つ。   当時、こんな光景にも出くわした。席を譲られた人が「結構です」ときっぱり断った。譲った若者は元の席に座らずに空席のままとなり、車内には何とも言えない雰囲気が漂った。  50代。先日、通勤電車に乗っていて、「席を譲られる年齢に近づいたのかな」と初めて考えた。席を勧められたら、「ありがとう」と、素直に腰を下ろせるだろうか。  席を譲られる側にも、ちょっとしたハードルがありそうだ、と思った。 善意の寄附「ありがとうございました」 (平成31年1月1日~平成31年3月31日現在) 皆様からの心温まる寄附は地域福祉向上の ために有効に活用させていただきます。 ―寄附をいただいたかたのお名前―(順不同・敬称略) 【金円寄附の個人・団体】 日立市母子寡婦福祉連絡会 曹洞宗 住吉山 長松院 護持会 学校法人茅根学園 日高幼稚園 日立商工会議所女性会 学校法人茨城キリスト教学園 【物品寄附の個人・団体】 征矢トリ 鈴木宣子 加藤鈴奈 鈴広 西部支所 菊丸建設㈱ 社会福祉課 川尻郵便局 かげ絵同好会 日立幸町郵便局 日立川尻町郵便局 日立小木津郵便局 日立北クリニック ㈲日立ポリマー 油縄子交流センター 日高交流センター 滑川交流センター 日立市立久慈小学校 日立市更生保護女性会 青年学級「フレンド」 日立電鉄交通サービス㈱ 塙山学区住みよいまちをつくる会 茨城県北部地区年金受給者協会 日立商工会議所女性会