 5  社協だより№147 -食品等の有効利用のために-  株式会社カスミでは、フードバンク活動として、販売の期限が到来しても、賞味期限が切れていない商品を廃棄せず、各地のフードバンクや県内の社協へ寄附しています。このたび、市社協では、食品等の提供について株式会社カスミと協定を結び、今後、寄附された食材は、市社協をとおして市内の子ども食堂等で活用される予定となっています。 介護予防コラム ロコモ予防で健康寿命を延ばそう!  健康寿命とは、健康上の問題がない状態で日常生活を送れる期間のことです。筋肉、関節、骨、椎間板といった運動器に障がいが起こり、立つ、歩くなどの機能が低下する、いわゆるロコモになると、やがては日常生活に支障をきたし、要介護となるリスクが高くなる可能性があります。  健康寿命を延ばすためにもロコモ予防に取り組んでみてはいかがでしょうか? 一例 「バランス能力をつける片脚立ち」 転倒しないように、必ずつかまるものがある場所で行いましょう。 床につかない程度に片脚を上げます。 姿勢をまっすぐにして行うようにしましょう。 支えが必要な人は、十分注意して、机に両手や片手をついて行います。 指をついただけでもできる人は机に指先をついて行います。 ※左右1分間ずつ1日3回行いましょう。 「下肢筋力をつけるスクワット」 ①肩幅より少し広めに足を広げて立ちます。 ②膝がつま先より前に出ないように、また膝が足の人差し指の方向に向くように注意して、お尻を後ろに引くように身体をしずめます。 机に手をつかずにできる場合は手を机にかざして行います。 スクワットができないときは、イスに腰かけ机に手をついて立ち座りの動作を繰り返します。 ※深呼吸をするペースで、5~6回繰り返します。  1日3回行いましょう。 <参考元:ロコモティブシンドローム予防啓発公式サイト> 広報モニター委員のコラム 思うこと 日立市広報戦略課      会 沢 ゆ み   電車やバスでの席の譲(ゆず)り合い。心が温まる光景です。でも、中には「私は年寄りではない」と怒り出す人もいるそうです。知らない人に声をかけるのは勇気がいること。その一歩を踏み出したのに怒られてしまった。その人は同じような場面で、また席を譲ることができるでしょうか。  私も妊娠中に満員電車で、席を譲っていただいたことがあります。体調が優れず、本当にありがたかったのと同時に、そうした経験があまりなかったため、気恥ずかしさも感じたことを覚えています。  席を譲られて怒ってしまうのも、もしかしたら照れかくしなのかもしれません。そんなときは「ありがとう。でも私は元気だから大丈夫。もし、また困っている方を見かけたら、声をかけてあげてね」と言えるぐらい、心の余裕を持ちたいものです。親切を感謝して受け入れられる心と、困っている人に自然と手を差し伸べる勇気。両方持ち合わせている方が、本当に優しさのある方だと思います。