社協だより№153  4  介護予防コラム 質の高い睡眠をとろう!  年を重ねるとだんだん早起きになる方も多いと思います。これは加齢により体内時計が変化したり、眠りが浅くなることが原因なので、朝早くに起きることは自然なことです。  一方で、高齢になるほど寝床に入っている時間が長いという調査結果があります。睡眠時間が短いのに寝床にいる時間が長いということは、睡眠の質が低い状態であると考えられます。また、心や身体の病気、その治療薬の影響で睡眠障害になることもあります。睡眠は「健康の源」です。質の高い睡眠のために、生活習慣をほんの少し見直してみませんか。 質の高い睡眠のために ・毎日規則正しい生活を心がけ、体内時計を整える。 ・運動の習慣を身につける。特に就寝の3時間前の運動が良いとされています。 ・夕方や夜に入浴し、就寝前に体を温めておく。 ・朝起きたら自然の光を浴びる。 <参考e-ヘルスネット(厚生労働省)> 成年後見(せいねんこうけん)Q&A -第3回- 成年後見制度ってなあに?~事例編~ Q認知症の母親が、先日、布団一式を5組で合計150万円の契約をしてしまいました。  その他にも訪問営業者の言うままに契約してしまい困っています。  今後のことを考えると不安です。どうしたら良いですか。 A認知症により判断能力が不十分な方の場合、契約内容が良くわからないまま契約書にサインをしてしまうことがあります。成年後見制度を利用していれば、後見人により、ご本人が結んでしまった契約も取り消すことができます。 Q私のいとこは精神疾患により自分で物事の判断が難しいようです。  いとこの両親は他界してしまい、私も遠方で会いに行けないのですが、いとこが安心して生活していくにはどうすれば良いですか? A成年後見制度を利用することにより、後見人が、本人に代わって福祉サービスの申請やサービスの契約、医療機関の手続きなどを行うことができますので、安心して生活を送ることができます。 ※ご相談は「日立市成年後見サポートセンター」まで問い合わせください。 場 所:日立市社会福祉協議会内(日立市会瀬町4-9-13) TEL:37-1122