社協だより№156  4  ささえあい通信 ―生活コーディネーターだより― みんながつながるまちづくり   ~あんしん・安全ネットワーク強化事業~  市社協では、平成29年度から「あんしん・安全ネットワーク強化事業」を実施しています。  あんしん・安全ネットワークに登録している対象者の中から、さらに見守りが必要な方に対して、地域の担当者が週に一回の電話確認と、月に一回の訪問活動をしています。  訪問には関係者と一緒に生活支援コーディネーターも同行。いつまでも住み慣れた地域で暮らし続けられるようさまざまな支援を行っています。  支援者同士の連携を重視したこの取組みでは、生活支援コーディネーターが一緒に訪問することでよりスムーズに関係機関とつながることができます。また、必要に応じて地域包括支援センターやケアマネジャーなどの専門職、行政と情報共有しながら、課題解決に向けて、協働して支援を行っています。 ※※写真キャプション※※ 訪問することでお互いに元気をもらえます 地域のボランティアによる庭木の剪定作業 インタビュー INTERVIEW  令和2年度から、強化事業をスタートした大沼地区の担当者である沼田公夫さんに伺いました。  沼田さんは、民生委員時代に多くの対象者と関わり、細やかな気遣いで信頼関係を築き上げてきました。その経験が強化事業の活動に活かされています。 強化事業を始めたきっかけは? 「誰かがやらないと」「物事は前向き・主体的に取り組みたい」という思いで、訪問活動を始めました。 訪問時に対象者と関わる中で心がけていることは? 「この人だったら来てもらいたい」と思われるよう、心と心がつながる訪問を心がけています。 強化事業を始めてよかったことは? 訪問を心待ちにしてくれる方の笑顔に出会えること。生活面での問題にいち早く気づいて、対象者と話をしながら解決策を一緒に考えられることです。 大沼学区コミュニティ推進会 福祉部 部会長 沼田 公夫さん