日立市社協だより№172 安心して暮らせる地域づくりのために ~日常生活の困りごとに関するアンケート調査~  市社協では平成29年度から現在にかけて、高齢者が暮らしの中で不便を感じていることを知り、その支援に活かすため、ふれあいサロンに通う高齢者を対象に、日常生活の困りごとに関するアンケート調査を行っています。  左図1、2は、アンケート結果の一部を図にしたものです。年齢を重ねるごとに、電球交換や家の中の修理等、自宅の中での困りごとが増えていく傾向があります。また、今後困りごとがあった際には、スピーディな解決や相談相手が欲しいなどの回答が多くみられました。  市社協では、これらの意見を踏まえ、誰もが安心して暮らせるまちを目指して、住民同士の支え合いと、各種機関との連携をすすめながら、新たなサービスを検討していきます。 1.年齢を重ねるごとに日常生活で困ってきたこと 買い物  自分でできる  手伝いがあればできる  少し手助けが必要  自分ではできない 通院  自分でできる  手伝いがあればできる  少し手助けが必要  自分ではできない 電球交換  自分でできる  手伝いがあればできる  少し手助けが必要  自分ではできない 家の中の修理・模様替え  自分でできる  手伝いがあればできる  少し手助けが必要  自分ではできない 庭木の手入れ  自分でできる  手伝いがあればできる  少し手助けが必要  自分ではできない 2.今後利用してみたいサービス 緊急時に駆けつけてくれるサービス 話し相手、困った時の相談相手 通院の支援 買い物支援 余暇・レクリエーションサービス 契約・交渉等の支援 外出支援 薬の管理 その他 特になし 平成29年度~令和5年度 日常生活の困りごとアンケート調査 について(報告)より作成(16地区87サロン) 介護予防コラム ~口から始める健康づくり~ 嚥下(えんげ)体操で誤嚥(ごえん)予防  嚥下とは「飲み込み」のことです。嚥下機能は加齢とともに低下します。その原因は口の周囲にある筋肉の低下です。この機能が低下すると、物を食べたり飲んだりするときにむせたり、咳き込むことが多くなってきます。誤嚥(※)などの危険性も高くなります。その予防には嚥下運動にかかせない筋肉を鍛えるための体操が効果的です。  今回はその体操の一例をご紹介します。 あいうべ体操 ・口を大きく使って「あ~い~う~べ~」と動かします。 ・できるだけ、大げさにやることを意識しましょう。 ・1セット4秒ほどかけて、ゆっくりおこないます。 ・1日30セットを目標に始めてみましょう。 <参考元 みんなの介護> 令和6年7月5日号 4