 5  社協だより№137 地域福祉通信 ~小地域福祉活動紹介~ ◆介護予防コラム◆ 嚥下(えんげ)体操で誤嚥(ごえん)予防!  嚥下とは「飲み込み」のことです。口の周囲・舌・首などの筋肉を使って、食べ物や飲み物を、のどを通らせて食道へ送り込む一連の動作をいいます。  嚥下体操は、そのために必要な筋肉を強化する運動です。今回は誤嚥予防体操の一例をご紹介します。 (誤嚥は食べた物が誤って気管内に入ってしまうことです) ・口を大きく使って「あ~い~う~べ~」と動かします。 ・できるだけ、大げさにやることを意識しましょう。 ・1セット4秒ほどかけて、ゆっくりと行います。 ・1日30セットを目標に始めてみましょう。  「あいうべ体操」は、人間が本来行うべき鼻呼吸を促進させるための体操です。筋力も鼻呼吸も鍛(きた)えられるので、誤嚥の予防には最適といわれています。 <参考元:口腔ケア・訪問歯科診療支援スマイルネット> 市内2か所目の子ども食堂がオープン!! みんなのいばしょ みなみ風  子ども食堂は、子どもの孤食の解消と地域の交流の場づくりのため、食事をとおして子ども同士や地域の皆さんがふれあう「ふれあいの場」です。  北部地区(わくわく十王クラブ)に続き、4月から南部地区でも「子ども食堂」がスタートしました。みなみ風は、南部方面を中心とした子育て支援や高齢者等の生活支援の活動を行う「NPO法人ふれあい坂下」が運営しています。会場を同じくする無料学習塾とも連携をしています。学校の宿題をボランティアさんにみてもらい、お腹も満たされ、子どもたちは充実した時間を過ごしています。  夕食をとおしての温かいだんらんと地域との交流が広がっています。 *と  き  毎月第2火曜日  午後3時~7時 *ところ  南部支所2階和室 *問い合わせ  NPO法人ふれあい坂下  (℡52-6348) 【※写真キャプション】子どもたちの大好物ができあがりました 《事業者部会メンバーの横顔》  市社協では、前号(136号)で「地域における支えあい活動」を進めるにあたり、生活支援を行うNPO法人や民間事業者、地域等と連携を強化していることを紹介しました。  今号ではその「事業者部会」のメンバーである株式会社日立ライフを紹介します。 株式会社 日立ライフ      社会サービス事業本部 副本部長 兼 シルバーサービス部長    沼田 英治さん  当社では、身体介護のほか、掃除、洗濯、調理援助、買物代行といった生活支援や、訪問入浴、介護リフォーム、介護用品のレンタル・販売、さらには市内5か所に小規模多機能型居宅介護施設「らいふホーム」を展開して、日立グループの信頼を背景に寛(くつろ)ぎと安らぎを有資格者(ホームヘルパー若しくは介護福祉士)が質の高いサービスを提供しております。このたび、生活サポート連絡会議をとおして市社協と連携し、地域の生活支援をより一層強化することになりました。  よろしくお願いいたします。